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◆ はじめに ◆

通常、Oracle8.1.7(Trial版)をRedHat7(Trial版)以降にインストールすると製品インストール時に、エラーとなってしまい結果としてOracle8.1.7のインストールが出来ません。
(一部の報告によると、製品のインストールは、出来るがdbassistの起動が出来ないとの報告もあります。)
また、私の場合は製品そのもののインストールが出来ませんでした。
 

◆ 何故、インストールができないか ◆

私の場合、製品インストールの際に、
ins_sqlplus.mkのコンパイル(make)が実行できない」等の
エラーメッセージが表示されます(当然、英語でね)。
そこで、単体で該当のモジュールをコンパイルしてみると・・・・

ora817@localhost 14:48:48[lib]$make -f ins_sqlplus.mk
Building client shared library libclntsh.so ...
Call script /home/ora817/8i/u01/app/oracle/product/8.1.7/bin/genclntsh ...
/home/ora817/8i/u01/app/oracle/product/8.1.7/bin/genclntsh
ld: cannot find /usr/i386-glibc/lib/libc_nonshared.a

上記のエラーメッセージでは、リンク(ld)時にlibc_nonshared.aが見つからない。との内容です。
 
この事は、Oracle8.1.7のインストーラーが使用しようとしているライブラリは、glibc2.1.3を必要としているからです。
このライブラリは、O/S側が提供しているモジュール群でRedHat6.2では、標準のライブラリです。
しかし、RedHat7.0/RedHat7.1/RedHat7.2では、下位互換用に用意されているオプションライブラリです。
 
ですから、Oracle8.1.7製品のインストールコンパイル時に、必要としているO/SライブラリがRedHat7.0/RedHat7.1/RedHat7.2にはデフォルトでは存在しないため、エラーとなってしまうのです。

◆ 必要ライブラリをインストールする ◆

インストールエラーとなる理由が判ってしまえば、対応方法は簡単なものです。
(事実、私はこの事実関係を突き止めるのに苦労しました・・・汗)
実際にOracle8.1.7が必要とするライブラリ製品は、

compat-glibc-6.2-2.1.3.2.i386.rpm

の、中に存在します。
ですから、該当のパッケージをインストールします。
 
該当のパッケージは、インストールCD-ROM(二枚目)に存在します。
 
まずは、ターミナルを起動し、CD-ROM 2/2をセットします。
その後、カレントディレクトリを

cd /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/

に、位置付けます。
その後、compat-glibc-6.2-2.1.3.2.i386.rpmパッケージを
インストールします。
 
ここまでの手順を纏めると、
 
 ・CD-ROM 2/2をセット
 
 ・ターミナルの起動
 
 ・ディレクトリ移動    

cd /mnt/cdrom/RedHat/RPMS

 ・パッケージのインストール      

rpm -ivh compat-glibc-6.2-2.1.3.2.i386.rpm
      (root権限で実行すること)

と、成ります。
   

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